北海道のヤマメ釣りと熊

6月29日(水)天塩川最大の支流、名寄川の源流となる「奥サンル」にヤマメ釣りに行ってきました、ここは標高600mの高地で山も深く、深山幽谷自然の中、多くの熊が棲息している地域であり、その熊の庇護を受けたヤマメ達が棲んでいる渓流で有ります。
 この日は気温があまり上がらず、水温も低かったので、目標を水温が上昇する午後に定めての釣行です。狙いがぴったりと当たり釣れる事、釣れる事近来希に見る大漁でした!! 現場に行く途中の「奥サンル峠」では、熊の真新しい糞にも出くわすなど、スリルに富んだ釣行でした。

 林道の奥サンル峠です!人はめったに通りません。夏の間、釣り人そして森林を管理する人々等、限られた人々が通るだけです。冬は通行不能で多分3m近くの積雪が有ることでしょう。
奥サンル峠1

 この黒い固まりが熊の糞です。距離を置いて2ヶ有りますが、多分2頭以上(母子熊)のものでしょう。母子熊は危険ですので早々に立ち去る事にしました。
熊の糞1
熊の糞2

 上の二枚はサンル本流の渓相です。下の一枚が今日の大漁をもたらして呉れた「奥サンル」です。北海道の六月は雨が少ないので、やや水不足きみの流れに成っております。
サンル渓流2

 ヤマメは冷水温(13℃~18℃)前後の水温を好むもので、その故か暑さに弱くすぐに魚体がいたみます。私は休憩を兼ねて一時間に一回はハラ(臓物)を取ります。そして水中に埋め鮮度保持に努めます。一枚目の写真はその風景です。
休憩
 釣果の一部です!敷いてるものは蕗の葉っぱです。大きいでしょう!茎の直径5cm前後、背の高さ1,5mは有ります。この葉っぱの大きさは60cm前後です。この蕗も山の幸として、わが家の食卓を賑やかしております。
釣果1


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